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2014年6月3日火曜日

この組み合わせは日本人では思いつけないかも・・。

おいしいお店があると、同僚が誘ってくれました。
 
お店の名前は「チンデガム(진대감)」です。
 
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今回やってきたのは教大店です。
 


話を聞くと、夕飯時は予約なしでは座れないそうです。ただ、夜遅くまで営業しているので、少し時間をずらせば大丈夫とのことです。 
 

ここは何のお店かと言うと、チャドルバギ(写真の牛肉の部位の名前)と平貝(タイラガイ)の貝柱を組み合わせた創作料理(?)のお店なんです。その名もチャドルサンパッ(자돌삼밥)です。


すいません、肝心の巻き取ってる写真がないのですが、チャドルバギと貝でいろいろな野菜類を巻いて食べます。意外というか、盲点的なおいしさでした。
 
 
私個人的には海鮮類と肉というのは、どうも別系統の料理のように思ってしまって、あまり一緒に食べることはないと思っています。
 
もちろん、全くないわけではないですが、日本ではどちらかが主役でどちらかが脇役のような構成になるかと思うんですね。
 
たとえば、魚介類は主にダシをとって、肉の味に深みをつけるとか、あるいは寄せ鍋にウズラのつくねが入ったりする感じじゃないかと思います。
 
しかし、こちらは堂々と両方が主役を張っているという点で、独特だなぁと関心した次第です。
 
もちろん、〆はポックンパッ(焼き飯)です。


チーズとトビッコを大量に投入してなかなかおいしかったです。でも、韓国の人は体に悪いからという理由で、「おこげ」を食べません。ヌルンジはありで、なんでポックンパッのおこげはだめなんでしょうね~~不思議です。

 
なお、おばちゃんが「アルマーニ入れるからね~」と言ってるので何を言ってるのかと思ってよく聞いてみたら、「アル、マーニ入れるからね」すなわち、「알 많이 들일게요(卵をたくさん入れるからね)」と言っていました。
 
たくさんを意味するマニ(믾이)は、強調するとマーニと発音が伸びます。「たーくさん」のようなイメージです。
 
そこに、卵を意味するアル(알)が頭についているので、まるであたかも某高級ブランドのように聞こえてしまったという訳ですね。
 
ちなみに、アル(말)というのは卵という意味ですが魚卵を意味することが多いです。
 
鶏の卵、すなわちいわゆる卵は「계란(鶏卵)」という漢字語を使うのが一般的です。
 
ですので、屋台で売っているのも「계란빵(ランバン)」ですね。
 
蛇足ですが、ケラン(계란)が鶏の卵だからって、鶏の肉をケコギ(계고기)と言うと狗肉(개고기)と勘違いされるので、必ず、ダッコギ(닭고기)と言いましょう。
 
すいません、タイトルからかけ離れた終わり方になってしまいました。
 
写真をあまり撮ってなくて字でたくさん埋めようと思ったら完全に話が脱線してしまいました><
 
次からはフードポルノと言われない程度に写真撮るようにします~~~
  

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4 件のコメント:

quazm さんのコメント...

確かに、肉と魚介類が同レベル(?)で主役的なのは珍しいですね。
個人的に、組み合わせで思いつけないな、と思ったのは、うなぎとショウガの組み合わせです。
韓国のうなぎのお店で食べたときは、そのおいしさにびっくりしました。(^^)

XION さんのコメント...

日本的な感覚だと邪道になるのですかね。
ツクミとデジコギを混ぜて煮たりする韓国ならではの発想じゃないかと思います。
でも、これが美味しくて驚きました。
そういえば、韓国には牡蠣ポッサムもありますね。煮豚と生牡蠣という広島県民としては邪道中の邪道のコラボですが、これまた美味しかったです。

あんみつ さんのコメント...

遡ってずっと拝見させて頂いてます!
すごい勉強になるし、めちゃ面白~い!
時々ツボにはまってケラケラ笑ってしまいます。
もっと早く見つけてたらよかったな~。

XION さんのコメント...

あんみつさん
どうもです。楽しんで頂けたら何よりです。