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2014年3月22日土曜日

ソウルの近代建築 Vol.1 旧韓国銀行と新世界百貨店他

この明洞中央郵便局などは象徴的ですが、韓国では見た目に奇抜なビルが多いです。
理由分かりかねますが、ちょっと未来志向なんでしょうかね。とにかくデザインの派手さを好んでいるように見えます。

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一方で、歴史の風格を感じさせる建物も点在しています。
ほとんどが元々の役割を終えて図書館や美術館等に転用されているものばかりですが、なんというか実用されてきた中にある機能美のようなものもあり、私は個人的には完全に観光地化されている古宮等を見るよりは、こういう歴史の1ページに刻まれた近代建築のほうが好きです。


近代建築は江北に集中しているので、結構歩いて回れる範囲内にあります。
こちらは旧韓国銀行です。


1912年に建てられています。


日本統治時代には朝鮮銀行として、その後は韓国銀行として使われて来ました。現在はその役割を終えて、貨幣金融博物館として一般公開されています。

夜の姿です。


続きまして、その韓国銀行の真向かいにある、新世界百貨店です。ご存知の方はご存知と思いますが、日本統治時代の旧三越です。意外と知らない方が多いのが、隣にスタダードチャータード銀行の建物、こちらは旧第一勧業銀行の建物でした。それぞれ1930年、1935年に建てられています。


ソウルの近代建築のシンボルと言えば赤レンガが東京駅を彷彿させる旧ソウル駅舎ですね。

もちろん忘れてはいけない市庁舎。こちらは日本統治時代の朝鮮総督府があった場所としてご存知の方も多いのではないかとおもいます。

横から見ると新しい市庁舎が旧市庁舎を飲み込む大波のようにも見えなくはないです。とにかく、このコントラストは際立っています。

これらの有名なもののほかにもいろいろと面白いものがあるので、少しずつご紹介していきたいと思います。

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