夏の風物詩 コングクス

この日は初めて最高気温が30度を超えて「真夏日」となったので、(韓国にそんな言葉はありません)、시원하게お昼を食べたくなって、コングクスを食べに来ました。


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やってきたのはコングクスの名店中の名店、チンジュ会館です。

例によって行列ができています。

しかし・・・また、値上がりしてます。記憶が定かではありませんが、2010年に初めて韓国に来たときは確か6000ウォンくらいじゃなかったかと・・。4年で1.5倍ってどゆことさ・・。

 

しかし、お店の中は満員御礼、裁いても裁いてもお客さんがじゃんじゃん入ってきます。

 

肝心のコングクスは安心のクオリティ。でも、塩味が事前につけられてました。昔は自分で調整してたような記憶がありますが、どっか別の店と勘違いしてるかもしれません・・。

 

また、深漬けキムチもコングクスとの愛称ばっちりです。

 

現在入院療養中のサムスン電子の李ゴンヒ会長もお忍びで通ったとか言われていますが、こんなサインを発見。

2002年なので、おそらくソウル市長時代でしょう。前大統領の李明博氏のサインが飾られていました。

日本でも任期最後のほうで人気が地に落ちたこの人、韓国でも歴代最悪級に支持率の低かった大統領さんですが、やはりこういうところでは神通力あるんですかねぇ？

なお、我々が座った席の隣の席に座った若いカップルの女性が、「あ、李明博さんだ～(笑)」と指差して屈託なく笑っていたので、大多数の国民にとっては、もはや過去の忘れ去られた人なのかもしれませんね。


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バスに乗るVol.10 明洞(方面)とソウル駅を結ぶバスはこれだけある

今回はいつものように実際に乗ったレポートではなく、明洞周辺のバス停から出発するバスでソウル駅に向かう方法を紹介いたします。

実は、最近ソウル市内なら自転車移動ばかりで特に休日にバス移動しなくなってしまいまして、、バスネタ切れ気味なんです。


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まず、バス停の紹介です。


ロッテ百貨店前(롯데백화점 앞 ロッテペッカジョムアッ)




ロッテヤングプラザ(롯데양프라자 ロッテヨンプラジャ)




明洞入口(명동입구 ミョンドンイック)




それぞれの停留所から数本ずつ「ソウル駅バス乗換センター 서울역 버스환승센터(ソウルヨッボスファンスンセンター)」に向かうバスが出ています。

ちょっと不思議な感じですが、ロッテ百貨店前とロッテヤングプラザは同じ通りに面した進行方向では反対方向なのですが、同じ方面に向かうバスが来ます。

整理するとこんな感じです。なお、ソウル駅西口に停車するバスはここでは省いてあります。


ロッテ百貨店前からソウル駅に向かうバス

　経路(ロッテ百貨店→北倉洞南大門市場→YTN→ソウル駅バス乗換センター)

　100番バス、151番バス、152番バス、202番バス、701番バス

ロッテヤングプラザ前からソウル駅に向かうバス

　経路(ロッテヤングプラザ→乙支路入口市庁入口→市庁前新韓銀行本店→YTN→ソウル駅バス乗換センター)

　500番バス、504番バス

明洞入口からソウル駅に向かうバス

　経路(明洞入口→北倉洞南大門市場→YTN→ソウル駅バス乗換センター)

　421番バス、507番バス

明洞界隈で買い物をした後、ロッテマートでお土産を物色し、空港鉄道でチェックインして空港を目指そうと思う方は是非活用してみて下さい。近距離なので、地下鉄でもバスでも大差ないですがバス乗りの練習をするのにはちょうどいい距離だと思います。


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ケッポレチンジュ本店

日本から友達が遊びに来て、貝焼きを食べたいというので、やってきましたケッポレチンジュです。

事務所の近くにチョガビがあるのですが、今回は有名店であるこちらをセレクトしました(というか友人の指定だったのですが)。

なおお店の名前ケッポレチンジュは갯벌의 진주と書き、개벌は干潟とか浅瀬、진주は真珠を意味します。すなわち意味としては「干潟の真珠」という意味になります。


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やってきたのはこちら本店です。

 

  

店内にはミラーボールが回る不思議空間。有名なのは3号店なんですかね？よく知りませんが。

 

まずはこれらの焼き物が運ばれてきました。

焼き始めます。どことなくイタリアン？？

 

 

カンジャンセウ(えびの韓国風醤油漬け)のセットを頼みました。これはなかなかおいしかったです。

そうこうしているうちに焼けました。。。なんか火の通り具合が余りにも違うような・・ことは気にしてはいけません(苦笑)

つぶ貝やハマグリを焼いた後(すいません、写真忘れました)、メインのたいら貝の登場です。

あれ？なんかまた焼き具合の感じが違うな。。。

 

ほら～片方だけ(私の分ですorz)焦げてるし～、、、それはそれでおいしかったですが。。

 

そして最後の最後でなんかバーベキュー風のものが・・

 

なお、余談ですがこのとうもろこしの破壊力はなかなかでした。
味がなく、歯ごたえがボソボソ。。
一方最初から最後までアルミホイルに包まれていた手前の物体の中身はサツマイモです。これはほっこり甘くておいしかったです。

場所はこちらです(本店)。


周辺の雰囲気です。景気がよくないと言われてますが、まだまだみんな消費欲旺盛です。

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烏賊物語(오징어 이야기) 韓国でもイカはもちろんホヤ、ナマコも刺身で食べる

同僚(韓国人)が日本に赴任になるのと、私の後任者がやっと決まり今週から赴任してきたので、歓送迎会がありました。

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一次会は代わり映えしないサムギョプサル屋さんだったので割愛します(写真撮れなかっただけですが)

二次会にやってきたのはオジンオイヤギ(烏賊物語？)です。

イカやホヤ、ナマコ等を韓国式にいただきます。

ホヤに紛れてヒラメ(광어)も居ました。

店内は満席だったので、店の前にテーブルセットを用意してもらいます。

ちょっと見えにくいですが、段差があって不安定なところにセットされています。

 

でもこのプラスチックのテーブルと椅子は「いかにも」な感じで好きです。

イカとナマコは美味しかったですが、ホヤは少し臭みがありました。本当に新鮮なホヤだと臭みは一切ないので、ちょっと残念でしたが、差し引いても十分美味しかったです。個人的には酢コチュジャンよりも、特にナマコはおろしポン酢で食べたかったですが。

写真食べかけですいません・・(汗)

なお、私の後任者はさっそく韓国ソジュの洗礼を受け、ベロベロになってしまいました(苦笑)

 

場所はこちらです。小洞郵便局の脇の小路を入ります。

 

 

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思い立って東海(トンへ)市〜クタクタ帰り道

さすがに歩き回りすぎてクタクタになったので、まだバスの時間まで少しあったのですが、そろそろバスターミナルを目指すことにします。


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ソウル市内ではコンビニはこのCUとセブンイレブン、GS25が拮抗している感じがしますが、ここ東海市ではCUの圧勝です。数年ぶりに韓国に来られた方ならファミリーマートがなくなってすべてこのCUになっているのはちょっと驚かれたのではないかと思います。 

 

 

なんとなく、裏路地に入ります。こういう何気ない風景にも旅情を感じて好きです。

歩道橋に東海市の歴史が書かれていますが、、1941年から79年までは朝鮮戦争もあり軍事独裁政権ありの暗黒時代だからか、もろに省かれています。

 

このあたりはちょっと細かすぎです。市議会議員か市長さんか分かりませんが、政治家が自分の実績を誇示したくて自分の任期の実績を書かせただけなんでしょうね。しかも、階段のぼり切ってしまってづので、これ以上歴史を書き込めないですし・・・。

だんだん街並みが上品になってきました。このあたりが東海市のアップタウン(住宅街)なんでしょうかね～

そして、バスターミナル到着。出発より１時間以上早く着いてしまったので、帰りのバスを早い時間に変更できないか聞いてみたら、もうどの便も満席とのこと。。なんかイヤな予感がよぎりますが、待ってても仕方ないので７時５０分発のバスまで食事でもとりながら待つことにします。

歩き疲れて、どこでもいいやと思ってたらカルグクスの表示が。その下にはダットリタンの表示でさらに手前のメニューにはアグチム等、相変わらず何屋さんなのか分からないところはコリアンスタンダードです。

お店の中はいかにもな韓国の食堂。

なんか酔っ払ったアジョシが喧嘩してるのかと思ったら、会食の予算についておそらく社長と役員クラスの人がもめてます。着ている服から想像するに一緒に登山に行った後なんでしょうね。

 

慎重な社長に対して、イケイケな部下といった構図です。お店のおばちゃんまで巻き込んで、「一人１０万ウォンで何ができるんだよ！！」と社長に迫っていました。

 

分かる方は分かると思いますが、韓国で一人１０万ウォン出すというのは、相当な金額ですが、それで足りないとブーたれてる部下は何を求めてるんでしょうね・・。

 

なお、たのんだのはこちらジャンカルグクス、ジャンとはおそらくカンジャン(醤油)ではなく、テンジャン(味噌)のことでしょう、味噌で味付けしてあり、意外とおいしかったです。値段も４０００ウォンですし。味噌の味が日本人に合うと思います。なんでソウルに売ってないんでしょう。。。

 

そして、食べ終わって缶ビールを１本買ってバス乗り場に向かいます。道が混んでいるとの情報があったので、バスの到着が遅れるかと思ったら定刻どおりに到着したので、安心してバスに乗ります。

 

 

そして、缶ビールを飲み、一眠りします。

 

ZZZZZZ

 

 

出発が７時５０分です。

 

 

１時間１５分後に目が覚めて地図を見て、　わあ、びっくり(feat. 爆問カーボーイ)

 

 

ぜ、全然進んでない・・・・orz..orz

ちょっと見えにくいですが、バスの窓から撮った「どこまでも続く赤いテールランプ」です。

 

そして、仕方ないので諦めて、また眠りにつきます・・。

 

 

ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ

 

 

すると、なんかやけに暑いんです。

 

暑い

 

暑い

 

暑い

 

熱い

 

はっと目が覚めました。何故か車内暖房ガンガン状態です。

 

あの、、、確かに外は寒いんですが(１０度以下でした)、、よーく考えてね。。

 

でも、文句を言う元気もなく、上着を脱ぎ半そでになり、また携帯で現在位置を確認して、さらにわーびっくり！！！ビリビリビリビリビリ！！！！

 

まだ、半分・・。本来ならソウルに着いていなければいけない時間です。

 

バッテリーも着実に減っていきます。ここでサービスエリアの休憩タイムです。
余りに車内が暑いのでアイスクリーム買って食べました。

写真ないですが、ロッテのソレイムです。日本名クーリッシュですね。パウチ型のアイスなので、バスの中でも手が汚れたりしなくて食べやすくていいです。

 

 

 

その後は完全に深い眠りについて、目が覚めたらほとんど高速ターミナルに着いていました。

 

時計を見ると２時近くでした。東海市に行き３時間だったのに、帰りは６時間かかってしました。

 

さすがに運転手さんもお疲れの模様。降り際に「スゴハショッスムニダ(お疲れ様でした)。アンジョンウンジョンカムサハムニダ(安全運転ありがとうございます)。」と挨拶して降ります(お世辞にも安全運転ではありませんでしたが・・・苦笑)。

 

高速ターミナルは２４時間バスがひっきりなしにやってくるので、今度はここからソウル市内に移動するのにタクシーに乗り換えます。

 

ここはもともと交通の要であり、高速バスの他に地下鉄３号線、７号線、９号線が交差し、市内バスも明洞方面にも江南方面にも、ヨイド方面にも行ける便利なところです。

 

ただ、私は自転車でここまで来たので、タクシー待ち行列を横目に家路を急ぎます。

 

こういう時間帯には当然(？)ぼったくりタクシーも大活躍。警察が一生懸命牽制しますが、お客さんも早く家に帰りたいので、多少ふっかけられても乗ってますね。このあたりは需要と供給なんでしょう。

 

東大門で外国人観光客相手にぼったくるタクシーより、こちらのぼったくりタクシーのほうが少しだけマシに見えましたが、、まあ五十歩百歩とはこういうことを言うのでしょうが・・。

 

以上、東海市へのハルヨヘン(日帰り旅行)でした。

次は、もっとマイナーなところを探してたずねてみたいですね。

なお、翌日連休最終日だったのですが泥のように眠り続けてしまったことは言うまでもありません・・


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思い立って東海(トンへ)市〜市内観光編②

腹ごしらえしてから、近くをちょっと散策してみます。


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いつものように市場を散策しますが、連休中日ということもあり、あまり活気もなく早々と退散。

 

そして、本日二回目の墨湖駅です。約５ｋｍほど離れたところにある東海港を目指して腹ごなしがてら歩きます。

線路沿いに海が見える風景。青い空に青い海、綿雲の形も絵になっています。

もう一枚。

 

少し歩くと、海岸に降りる道を発見。

高架をくぐると、、

 

なんともかわいらしい建物が、、바다새は海鳥(うみとり)という意味です。

多角形の建物と海岸の松、白い砂浜、青い海、青い空、白い雲、、ベタなアングルですがいい構図だと思いませんか？

スマホを縦にしてもう一枚。

その後しばらくすると、遊歩道がありました。松林の中を進んでいくような場所で、遊歩道というより人が歩いて歩いて道を作ったようなところです。

すると、今度は釈迦誕生日を祝う飾りが。。なんでしょう。

階段を下りていくと、立ち入り禁止の警告文が・・。

 

でも、線路渡った先になにやらお寺があるとのこと・・・。

 

線路を渡ってさらに階段を進むと。。

いかつい鉄条網と金網の扉が「破られた跡」のような場所。。。ここはいったい？

 

またしても陸軍の警告文。。本当に停戦中・・？というぐらい平和なグダグダ感満載です。

 

ちょっとしたビーチです。

 

岩場が多いので泳ぐのには向いてなさそうです。

 

すると、立ち入り禁止区域のに何やらあります。

 

カムチュサというお寺みたいですね。だから釈迦誕生日をお祝いしていたみたいです。

しかし、こぢんまりしすぎてます。

この軍管理地にあるお寺に脱北者が逃げ込んで来てもおそらく誰も気づかないでしょうね・・。。脱北者ならいいんですが、工作員やテロリストの根城だったら怖い怖い・・
想像するのはやめておきます。

それ以上見るものもないので、また線路を渡って戻ります。

右を見て

左を見て、、こちら側のほうが少し見通し悪いですね。

 

そそくさと渡ります。

 

でも、後から後からみんな平気で線路を横切って行きます。 

 

ちょっと離れたところに大きく表示されてました。こんな漢字だったんですね。

 

どうやらこっちが、正しいルートだったみたいです。でも、やはり線路には立ち入り禁止の警告文が。。なんなんでしょうね？

それから、しばらくは特筆すべき風景もなく東海駅までやってきました。
東海港はさらにこの先なのですが、歩き疲れたので駅構内で少し休憩してこの後の動きを考えます。

時間も１７時に迫っており、帰りのバスのこともあるので、一旦は高速バスターミナル近くまで戻ることにし、一駅分の切符を買います。わざわざ座席指定なんてしなくていいのに・・。

電光掲示板にセウォル号犠牲者に対する哀悼の意が掲示されています。社会的な雰囲気はまだ失意の中にあります。

 

事故や故障が多いようなイメージのソウル市内の地下鉄ですが、普段は余り遅れることはありません。しかし、地方ではこれが当たり前なんですかね？

 

電車に乗ります。このあたりの駅の雰囲気はのどかでいいです。地方都市とは違う田舎の駅ならではですね。

 

ホームと線路の高さにあまり差がないところが特に好きです。

 

低い視線から見上げるほうが電車の迫力を感じることができますよね。

せっかく指定してもらったのですが、座席には座らず出入り口付近に立ちます。

何度見ても見飽きない海の風景です(だいたい似たような風景ですが)。

 

やはり海岸線にはいかめしい鉄条網です。

1泊ぐらいして早朝に釣りをしてもよかったですね。

 

そして、本日三度目の墨湖駅です。

 

次回、灼熱の(？)帰り道に続きます。

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