日本邸宅を過ぎて、東国寺に向かいます。
行く途中にあった、崩れ掛けの日本家屋。でも洗濯物が干してあるところを見ると誰か住んでいるのかもしれません。
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そして到着した東国寺(トングクサ)。
登り口には近代文化遺産の地図が表示されています。これは先ほどの日本邸宅にもありました。群山は日本統治時代は重要な貿易拠点として朝鮮半島からの米の輸出がされていたということで、近代化は群山から始まったと言っても過言ではないと思います。
坂の上に、、
年季の入った石灯籠です。
裏では犬が飼われていました。もう老犬なんですかね?非常にゆったりとして落ち着いた犬でした。
風が吹くたびに竹のこすれあう音が響いて心地よいです。
韓国にはあまり竹がないので、このような竹林自体が珍しいと友人は言っていました。
軒下につるされている風鈴も美しい音色を奏でます。
すごく雰囲気があっていいお寺ですが、正直いうと日本だとそこらにあるようなお寺です。
わざわざ日本人が訪ねていくほどのものかは、、、ちょっと微妙なところはあります。
せっかく群山まで来たのだから、、ということで見に行くのならいいでしょうが前回の日本家屋と言い、韓国人にはものめずらしいかも知れませんが、あまり響かないかもしれません。
そんなこんなで東国寺を出て、とりあえず何とかトンネルという遺跡があるから行ってみようということでまた炎天下歩き始めます。
すると友人が急に興奮したように
友人「あ、、あれあれ、8月のクリスマスですよ」
私「?」
友人「え?知らないんですか?ものすごい有名な映画です」
私「・・・」
友人「ハン・ソッキュが主演で・・・」
私「ハン・ソッキュはベルリン見たから知ってる」
友人「とにかく行きましょう!!」
本人も、そもそも群山に撮影地があるとは知らずに単に通りかかったのですが、だから余計に大興奮してました。
これがノープラン旅行の醍醐味です(後から知った時の後悔も大きくなるというリスクを伴いますが)。
ここが映画の舞台となる「草原写真館」だそうです。チョウォンサジングァンと読みます。
8月のクリスマス撮影地ということで、大きく宣伝されて街興しに一役買っています。
たまには映画見なきゃ駄目だな、、せっかくケーブルテレビにVODが入ってるんだから。
てな訳でさらに海岸編に続きます。
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