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2013年2月15日金曜日

そうだ、全州に行こうVol.4 番外編

全州ノープラン日帰り旅行の最終回、番外編です。


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今回のノープランの最大のバカさ加減は、ずばりこちらです。


Google地図で見てみたら、駅から韓屋マウルまで約3.7km





よし!歩こう!

歩いていく途中にも何か面白いものがある筈だ!






まずは、全州駅前のナイトクラブを背景にバス停です。凝ってます。






少し歩いたらホームプラスがありました。ここでトイレを済まします。
見知らぬ土地ではトイレの確保は大切です。







こうされると逆にチープな感じに見えてしまいます。



有名なコーヒーチェーンはまだ見えてきません。
これは、地場のチェーンなのか?あるいは個人経営でしょうか?何にせよ通り過ぎます。






うむむ、、なんかあんまりおもろいものないな。。。



こうして歩き続けること約50分


街自体も元気がなく、天気がどんよりしてたこともあり、だんだん気分まで沈んできそうになってました。




正直言うと、もっと、だんだん街並みが韓屋マウルっぽくなっていくようなイメージを期待してたのですが、、





全州韓屋マウルは不意に現れます。




ここらへんから少し韓屋マウルについて??と思ってしまっていました。
 


韓屋マウルについては、韓屋マウル編を見てください。ほとんど韓屋マウルには触れてませんが。。



カフェで休憩したあと、やってきたのは南部市場。




ほとんどのお店が閉まってました。この週いっぱいはソルラル連休中なのでしょうね。
前の梨水市場でも触れましたが、在来市場の活き活きとした雰囲気が好きだったので、ちょっと残念ですが、旧正月なので仕方ないですね。



でも、開いているところはやはり活気があります。韓国の市場のにおいがします(キムチネムセですね)。



夕飯に食べたピ(血)スンデです。



結局、市場は半分くらいお店が閉まっていて、あっという間に通り過ぎてしまったので、その近所をぶらぶらしていたら、何やら鳥居のようなものが出てきました。何かの商店街でしょうか?


なんでしょう、旧正月だからか、元々そういうとこなのかわかりません。とにかく閑散としていますが、、中華っぽい?


すると、この表示。ここが小学校というのも驚きですが、中華街だったんですね。

どうりで市場のイモ達が中国系だった訳です。




しかし、街は寂しげです。



何やら交番のようにも見えますが、、なんでしょうか?なんでこんなに装飾が凝ってるんでしょう?



歩いていると、また門が現れました。蘇州街と書いてあります。戻って調べてみたら、歴史的なつながりがあって、現在も蘇州と姉妹都市を結んでいるようです。ちなみに日本では金沢市と、アメリカはサンフランシスコと姉妹都市だそうです。


気になって調べてみたら、この門は2002年に蘇州政府からの寄贈だとのことです。

どこまで確かな情報かわかりませんが、1000年前から蘇州とこの全州は交流があったらしく、多くの中国人が蘇州から渡ってきているとのことです。


地図で見ると蘇州(上海のすぐ隣です)と全羅道は海を隔てて隣り同士です。


大きな地図で見る


極々小規模ながらチャイナタウンを構成しています。これは観光客誘致というより、自分たちのアイデンティティを守るためのチャイナタウンという感じさえします。

ご存知の方も多いかと思いますが、朝鮮戦争当時、北朝鮮に加担した中国を敵視する動きがあり、半島内では中国人街は迫害にあったとも伝えられています。

この中華街において、そのようなことがあったのかどうかまでは分かりませんが、そのような歴史を乗り越えて存在しているこの蘇州街は、貴重な存在だと思いました。

しかし、この中華街にはこの門以外にさしてみるものはありません。。




蘇州街からまた少し歩いていくと、何やら商店街らしき場所が見えました。




なんかいかにも地方都市らしい雰囲気です(私は広島県の地方都市出身です)。






この辺りが全州市のダウンタウンなんでしょうか。ソウルで見ている風景、もっと言えば東京で見てる風景とも大差ないです。





スタバもありました。


なお、ソウル市では石を投げれば当たるほどスタバが多いのですが、ここ全州市ではこれだけしか見つかりませんでした。その中の一つです。




やはり、若者が集まるところには独特の活気がありますね。

学校も冬休みシーズンだから、もしかしたらソウルや釜山に出ていっている若者も戻ってきているのかもしれません。

明洞等とどう違うのかと言えば、まず観光客向けではない、ありのまんまの地方都市の繁華街の姿です。

どちらかと言えば、ホンデエリアや大学路エリアに雰囲気は近いかもしれませんが、そこまで洗練された感じもありません。


ちょっとカフェで休もうかとも思ったのですが、この時点で6時を回っていました。

帰りのKTXまで時間はありましたが、一度座ってしまうとそのまま立ち上がれなくなるような気がしてとりあえず、全州駅に戻ることにしました。

帰りはタクシーやバスという選択肢もあったのですが、ここまできたら(どこまでだ?)帰りも歩きたくなり、全州駅に向かって歩きます。


途中道に迷ったり疲れ切ってしまったりしたら、その時タクシーを拾えばいいや、、、、、というその判断ミス。



タクシー(空車)がいない。。




あ゙、、歩くしかない。。




疲れた、疲れた、疲れた。。もう、写真撮る気力は残ってません・・・。






なんとか、来たときに立ち寄ったホームプラスまで戻ってきた時は日も暮れていました。

もう一度トイレのお世話になりました。


駅前はネオンはきらびやかですが、人っ子一人いません。


まだ時間が早いのかもしれないですね(19時過ぎでした)。


駅に着いてみると時刻表の表示があり、見てびっくり。

適当に電車に乗ったそのムグンファを逃すと、次に全州まで行く電車は約2時間後のKTXしかなかった、、、

やはりいくらノープランって言っても、電車の時間は事前に確認しないとダメだ、、と。。

今回はたまたま偶然電車があったからよかったものの。


逆に戻りの電車は全州を22時46分とほぼ23時発の電車でも日付は跨ぎますがそのままソウルに戻れるのには驚きました。



なお、帰りに乗ったKTXは現代が作って問題ばかり起こしているKTX山川でした。




そして今回のノープランの旅で歩いた距離です。途中バッテリーが落ちたり、GPSが切れたりしていたので、実際は余裕で10kmは超えてます。


全州市は広いです。歩いて回ろうなどというのは無謀でした。


せめて目的地までタクシーかバスで動いてから、そこから歩き回るべきでした。




これで全州ノープラン日帰り旅行はおしまいです。

最後までお読みくださいましてありがとうございました。

次はダッカルビ食べに春川にでも行ってみるかな~、、あるいは、群山、麗水もいいな。

それでも、あくまでノープランでw


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1 件のコメント:

anego さんのコメント...

お疲れさまでした。ㅋㅋㅋノープランで行く旅でタクシーが無い時の途方に暮れる姿を自分と重ねて拝読させていただきました…。
ノープランって歩きますよね。なんでだろう?と思うけどあてもないから歩くんですよねwwwあと迷子。
でも、観光地でない普通の生活が興味があるな!と外人観光客の私は思います。
私も全州に行く時はノープランにしようかな…